ハクヨクガンダム
白翼頑駄無

身分 術法使い 好きな物 タラノメ、天宮史 嫌いな物 柑橘類 流派 まだんじゅっぽう 魔断術法 出身地 アークのくに　アマルテアのまち 天宮の国　雨流手悪の町

五年前、鉄機武者軍団の反乱の混乱に乗じた盗賊によって、家族を含む全てを奪われてしまった少年。身寄りがいなかったため、たまたま巡礼の旅の途中で雨流手悪の町を訪れた、於雄得山の山寺の住職・璽無坊に引き取られた。家族と共にいた頃は賢く素直だったらしいが、全てを失ってからは物臭でやや生意気な性格になってしまった。自分の全てを壊した盗賊という存在を憎んでいるが、反乱をおこした鉄機武者は『魔界武者に操られたから』、反乱を起こさせた魔界武者（魔刃頑駄無ら）は『どうせ魔界の王の命令だろう』と言って、深く責めない。 　天翼神の生まれ変わりなのだがそんなことはつゆ知らず、普段は刀も砲も使わずに璽無坊に引き取られたあと少ししてから始めた術法のみで戦う。

●武具 こうかくのかぶと 後角の兜 　白翼が常にかぶっている兜。幼い頃に両親に贈られた物だがサイズは未だに合っていない。それでも白翼は、両親が唯一自分に残した物となったので、大切に使っている。 しゅえいふ 守衛符 　自分以外の者を対象に「守衛陣　鏡牙」の結界をはるために使用する呪符。あまり使わないが、念のために常に二、三枚用意しているらしい。 こうせいふ 攻勢符 　自分以外の者を対象に「攻勢陣　荒破天」の結界をはるために使用する呪符。失敗すると危険なので使いたくないらしいが、それでも一応一、二枚はいつも用意されている。 ●必殺・術法 しゅえいじん　きょうが 守衛陣　鏡牙 　自分の周囲にあらゆる攻撃を防御する結界を作り出す術。結界は相手の攻撃を吸収し、その威力は結界から生じる無数の針として反撃攻撃の力に転化される。ただし攻撃が結界の防御許容量を越えてしまうと、反撃に使われる針は結界の内側に出現し術者が傷を負うことになる。また、呪符を使うことで自分以外の者を対象にこの結界を張ることもできる。 こうせいじん　こうはてん 攻勢陣　荒破天 　自分の周囲に、外部に対し光線で攻撃を行う結界を作り出す術。結界は、ある程度時間が経つか、または術者が結界から出た瞬間、自動的に消滅する。また、呪符を使うことで、自分以外の味方を対象にこの結界を張ったり、敵に張ってその内側に集中攻撃をさせることもできる。しかし呪符を地面に落としてしまうとそこから無差別攻撃が始まるという危険な欠点もある。