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本来淡水に棲むはずの烏賊参枚が海に流され、そこで自然に鍛えられたくましく巨大化した。淡水から海水へ移った時点で大抵の烏賊参枚は死んでしまうため、大王烏賊参枚と化すのはごく稀である。巨大化する過程で甲羅を失うため、「烏賊弐枚」にするべきだというヒトもいるが、コレと遭遇してしまった者たちにしてみればどうでもいい話である。なぜか巨大ヒトデと共生しており、頭に乗ったヒトデがまるで王冠のよう……に見えるのはコイツに出会った恐怖かららしい。 那舵【ナーダ】近海に現れるものは、夕方港に戻る漁船を狙ってひっくり返し、その中から大きくて脂の乗った魚のみを選んで食べるという。大きさだけでなく食の好みまで「大王」級。 |
●武具
●必殺・術法
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