納豆の日 |
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7月10日は納豆の日です、できたのは多分最近ですが。…七夕に間に合わなかったので、ウケ狙いで描いてみました。見事に外してそうだけど、まぁ、そこは自己満足で。よく考えたら荒烈駆主と影荒烈駆主って初めて描きましたよ。オマケ小説も一緒にどうぞ。 2006/07/10 |
〜納豆対談(!?)〜
「…なァ影荒烈駆主【カゲアレックス】。」 「はい、何でしょう荒烈駆主【アレックス】殿。」 「…何で俺らはこんなところで納豆こねくり回してるんだ?」 影荒烈駆主は納豆をかき混ぜる手を止め、机の下から一冊の手記を取り出した。 「詳しくはこれをご覧ください。」 「何だ?」 2006年7月7日(金) よく考えたらウチのサイト、ハロウィンとかは絵ェ描いたりしてみながら、七夕って何もやったことないですねー。…つーワケで数日前から何かやってみようと思っていました、が、レポートに追われて結局何もやらずに……。 あ、そうだ。そういや某コンビニで「7月10日は納豆の日」とか言って納豆巻きとか売り込んでたなァ。7日の七夕は間に合わなかったけど、こっちでもやってみるか。 それを読み終えた荒烈駆主は、しばし沈黙した。 「…で?」 「今日・7月10日は『納豆の日』です。」 「や、それは今読んで分かったけど……何これ?」 「某サイトの管理人、イニシャルGの日記です。サイトに日記を掲載した後、文章を書き足したそうです。」 荒烈駆主は再度手記を読み直した。それで何か変わるわけではないのは、分かりきってのことだが。 「何で俺たちなんだ?」 「荒烈駆主殿、『G』が絵を描こうとするきっかけなんて、所詮半分以上が『思いつき』です。」 影荒烈駆主は答え終わると、また納豆をかき混ぜだした。 「……影荒烈駆主、お前のそれって、そこでかき混ぜるものなのか?」 「分かりません。とりあえず納豆だから混ぜてから食べようと思うのですが、さっきから醤油が染み出して困っています。荒烈駆主殿、これはどうやって食べるべきですか?」 荒烈駆主は影荒烈駆主から納豆を手渡された。しかし、どうやって食べるべきかと聞かれても、どう答えればいいかなんて分からない。しばらくの間、それを見つめた。 「どうなのでしょう、荒烈駆主殿。」 「知るかあぁァッ!!!」 風船が破裂したかのような勢いで、荒烈駆主は怒声と共に納豆を床にむかって投げ捨てた。影荒烈駆主は素早くそれに反応し、納豆を受け止めた。 「荒烈駆主殿、食べ物を粗末にしてはいけません。」 「関係あるかァ!! 何なんだよこの状況はァ!!! 第一、俺が納豆かき混ぜてるこの白い器って何だ、戦国にこんな妙な素材存在するのか!?」 「荒烈駆主殿、それは発泡スチロールです。納豆は、よくそのような入れ物に入って販売されてます。」 「だから戦国にはないだろう!?」 「大丈夫です、あくまでイラストですから。」 「つーかお前は何でさっきからカタカナ語を当たり前のように使う!?」 「落ち着いてください荒烈駆主殿、キャラクターが乱れています。」 「お前もそんなヤツじゃないだろ―――!?」 怒鳴りすぎたため、荒烈駆主はしばらく無言のまま肩で息をした。そして彼の呼吸が落ち着くと、影荒烈駆主が頃合いを見計らって口を開いた。 「まぁ荒烈駆主殿、お茶を一杯。」 「…あぁ…。」 渡されたお茶を飲むと、荒烈駆主は深呼吸した。 「まぁ、細かいことを気にするのはやめましょう。今はせっかく目の前にご飯と納豆があるのですから、おいしくいただくことにしましょう。」 「…そうだな。」 影荒烈駆主にうながされ、荒烈駆主はハシをとった、と、同時に、何かに気が付いた。 「よく見たらハシが木じゃない何かでできてる―――――!?!?」 「荒烈駆主殿、それはプラスチックです。」 「プラスチックって何――――――――!?!?」 …おしまい。
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