「意中の相手を教えてください。」
とかいう男がいるじゃろう。
じゃ。同じ十三人衆で、忍者隊の隊長をしておる。
！！ ・・・はーっ、今どこにいるんだろー・・・えーとみなさんすみません・・・
次に魔殺駆Love さんで「相手のためにしてあげたいことは？」
それと魔星の愛馬 さんから「蹴って地獄に落としてほしいヒトはいますか？」
| ：第二二回歴代武者インタビュー！！ 司会は活飛と―― |
| ：・・・・・・・・・ |
| ：・・・百合でお送りしまーす！！ |
| ：・・・はあぁ・・・ |
| ：・・・ちょっと、百合？ 今回女性特集なんだし、も少し気合い入れてくれない？ |
| ：んー・・・でもねぇー・・・今回のテーマはあたしには荷が重いっていうか・・・ |
| ：そんなことないって、頑張ってよ！！ 男の俺のがキツいから！！ ほら、台本読んで！！ |
| ：・・・今回のテーマは「恋せよ乙女」でぇす・・・ |
| ：活飛ー！！ 百合ーッ！！ 聞いたぞ、今回のゲスト女だけだって！？ |
| ：は！？ えっと、まぁそうだけど・・・ |
| ：メンバーは！？ |
| ：あ、えーと、彗蓮さん、艶麗さん、孫尚香さん。 |
| ：だけ？ |
| ：だけ。三人。 |
| ：なんだぁ――・・・（帰） |
| ：え！？ 何？ 何で！？ 今回せっかく三国伝からも呼んでるのに！！ |
| ：「以前アイコンだけは出てたし、もしかしたら！！」とか言ってたよ。 |
| ：あ、もしかして前に憧れがどうのって・・・ |
| ：そうソレ。 |
| ：・・・死グリ、ちょっと。 |
| ：お？ |
| ：・・・今日忙しい？ |
| ：俺と漣月が忙しい時なんてあると思う？ |
| ：そっか・・・ んじゃお前残って一緒に司会やらない？ |
| ：ん、珍しいな。 |
| ：今回のテーマ、俺らだけじゃ無理！！ |
| ：俺も共倒れさせる気？ まーヒマだから付きあってもいいけど。 |
| ：助かる！！ |
| ：何コソコソ話してンの？ 始めるわよ？ |
| ：あ、うん。 |
| ：では遅くなってすみません、ゲストの皆様どうぞ。 |
| ：武零斗忍軍くノ一の、彗蓮よ。 |
| ：覇道闇軍団十三人衆 武装隊女隊長、艶麗じゃ。 |
| ：轟の孫策・孫権の妹、孫尚香ですっ！ よろしく！ |
| ：・・・活飛ー。 |
| ：ん？ |
| ：三国伝って武者シリーズ？ |
| ：イエローカード！！ |
| ：！？ |
| ：変な発言は慎め！ |
| ：それよりも・・・ わらわが出ておきながらアレだが、このコーナーゲームの、特に敵役を出しすぎではないのか？ |
| ：え？ そりゃもうご存知ギムの好みもあるし、あとゲームくらい出番があったほうがプラモ発売されたキャラよりも性格がつかめ |
| ：イエローカード二枚目！！ |
| ：うわっ！？ |
| ：次変なこと言ったら退場だからね。 |
| ：（おかしいなぁいつもこんなにシビアじゃないのに・・・） |
| ：それだったら、伝説の大将軍編をはじめとする、大将軍列伝に出てくるキャラだってもっと呼んでいいんじゃない？ |
| ：あ、それ無理、だってギムあのゲームほとんど進んでな |
| ：レッドカード！！！ |
| ：早ッ！？ |
| ：退場！ 帰れ！！ |
| ：残ってくれって言ったくせに！？ まーどっちでもいいけどさぁー・・・（帰） |
| ：ふぅ・・・ どーもすみませんねぇ・・・ |
| |
| ：いえ・・・ |
|
：じゃあ気を取り直して、ハガキに行きましょうか。ペンネーム大将軍夫人 さんから。 「意中の相手を教えてください。」 |
| ：ねぇ・・・ちょっといい？ |
| ：はい。 |
| ：ちょっと気になってんだけどさ、呼ぶゲスト間違えてない？ アタイじゃなくて、同じ軍団の彗仙呼ぶはずだったりしない？ |
| ：いえ、彗蓮さんで間違いないですよ？ |
| ：でもさ、アタイ別に意中の相手なんていないよ？ |
|
：あの彗心とかいう男がいるじゃろう。 |
| ：え！？ ちょ、違、何であんな奴！！ |
| ：おぉ・・・典型的な反応・・・ |
| ：典型的って何よ、違うって言ってるだろ！？ |
| ：えっ、何なに、どんなヒトっ？ |
| ：だからっ、アイツはただ単にアタイらくノ一のまとめ役ってだけで、ヒトの口調が男勝りだのなんだのってうるさいだけだしっ・・・むしろ嫌いなくらいだよ！ |
| ：ふむ、だいぶ好いているように見える。 |
| ：あーもー何だよーッ！！ 何でアタイばっかりつつかれなきゃならないんだ！？ アンタらはどうなのさっ！！ |
|
：わらわの相手は斬鬼じゃ。同じ十三人衆で、忍者隊の隊長をしておる。 |
| ：そんなこと（斬鬼と艶麗の関係）なんてゲーム中のキャラ説明に明記されてたっけ？ |
| ：ゲーム中いい雰囲気の場面もあったみたいだし、いいじゃない♪ |
| ：うーん・・・ |
| ：でもいいなぁ二人とも。いつも相手と一緒にいられるみたいで。 |
| ：だから意中じゃないってば！！ |
| ：そういうお前の相手は誰じゃ？ |
| ：えっ？ 私？ 私は・・・あーもう恥ずかしいなぁーっ。 |
| ：はよ言え。 |
|
：私の相手は劉備！！ ・・・はーっ、今どこにいるんだろー・・・ |
| ：・・・百合ー・・・ |
| ：はい？ |
| ：何で会話入んないの？ |
| ：いや、何かうまくいってるみたいだし。 |
| ：どー見てもいわゆる「恋バナ」状態だけど？ |
| ：「恋バナ」って何？ 私よく知らないんだけど。 |
|
：（だめだこりゃ・・・ イヤぶっちゃけ俺も雰囲気だけで使ったけど・・・） えーとみなさんすみません・・・ |
| ：女を置いてどこか行くなんて、ヒドイじゃないか。 |
| ：そんな男捨ててしまったほうが良いのでは？ |
| ：そんなのじゃないの！！ 劉備は皆のために命を張って・・・でも必ず帰ってくるわ！ そもそもまだ私と劉備はそんな関係じゃ・・・ |
| ：・・・・・・次のハガキ・・・・・・ |
| ：健気だねぇー。 |
| ：だが、ただ待つだけでは辛かろう。 |
| ：ただ待つだけじゃないわ！ 私だって・・・ |
| ：・・・・・・百合ー・・・・・・ |
| ：何？ |
| ：話に混じってさりげなくハガキ進めてよぉー・・・ |
| ：えー？ ・・・もう、しょーがないなー。次のハガキってどんなの？ |
|
：んーと、まず舞姫 さんから、「意中の相手の好きなところは？」 次に魔殺駆Love さんで「相手のためにしてあげたいことは？」 それと魔星の愛馬 さんから「蹴って地獄に落としてほしいヒトはいますか？」 |
| ：何その三枚目。 |
| ：多分Gガンダムのドモンの「人の恋路を邪魔するヤツは馬に蹴られて地獄に落ちろォ！！」ってセリフのことだと・・・ |
| ：さすがにそれそのまま読んで尋ねるのは・・・ |
| ：ネタとしては最高なんだけどねェー・・・ |
| ：とりあえず前の二枚は聞いて―― |
| ：確かに劉備は行方不明になっちゃったけど、今もきっと誰かのために頑張ってるの。それがカッコイイの！ |
| ：・・・ホントに好きなんだな・・・ |
| ：彗蓮さんだって、ホントは好きなんでしょ？ |
| ：だ、だから違うって！ 確かに彗心はお頭に認められてるけどさ、目の前しか見えてないこと多いし、アタイについて文句ばっかり言ってくるし・・・ |
| ：十分じゃろう。じゃが、お互いもう少し素直になったらどうじゃ？ |
| ：あーもーだから何でそうなるかなぁっ！！ |
| ：じゃあ艶麗さんは？ 斬鬼さんのどんなところが好きなの？ |
| ：そうだ、あんな執念深い忍者のどこが良いんだ！？ |
| ：別に執念深いわけではない。狙った獲物を取り逃がすということは、目の前の危険を野放しにすること。それを必ず回収するというのは、忍びとして当然じゃ。 |
| ：（理屈をつけて美化してるような・・・） |
| ：それに斬鬼は、わらわのことを武人としても、女としても認めてくれる。これ以上の扱いはない。 |
| ：お互い認め合ってるのね、素敵！！ |
| ：でも、女なら男に尽くしたいーとか思わないの？ |
| ：おっと、これは意外じゃ。お前は男に尽くすことだけが女の幸せだと思っているのか？ |
| ：え、いや・・・ |
| ：お前たちもただ相手に尽くしたり守られたりするより、相手に背を預け戦うことを望みそうじゃがな。 |
| ：うん・・・まぁ・・・ |
| ：私は帰りを待って、戦いの疲れをねぎらう立場になっても・・・ あーでも硬い信頼の絆で結ばれて、一つの共通の目標のために努力するってのもいいなぁー！ |
| ：・・・質問する前におおむね言われた・・・ やっぱ今日ウチら休んでてもいいんじゃない？ |
| ：え、ちょっと、百合！？ そんなすみの方で武器磨き始めるとかやめてくんない！？ あの、ねぇ・・・ |
| ：彗蓮、この際はっきりせんか？ |
| ：本人いないんだから、思い切って言っちゃいましょうよ♪ |
| ：だからあんな奴何でもないってば！！ |
| ：あーもう漣月助けて――――――――！！！ |
| ：何？ |
| ：ホントに来た！？ |
| ：司会のくせに何やってんだよ・・・あ、コレハガキ？ あーちょっとそこのゲスト、ハガキハガキ！ |
| |
| ：ん？ |
| ：質問ハガキだよ。ホラ答えて。山の星姉 さんから、「意中の相手以外なら、どんなタイプの人が良いですか？」 |
| ：別に彗心は意中でも何でもないんだけど・・・ 優しくて落ち着いてて頼りがいのあるヒトだな。 |
| ：おおむね彗心の逆か・・・あるいは本当はそう思っているな。 |
| ：あまのじゃくね！ |
| ：何でそうなる！？ |
| ：んじゃ他二人は？ |
| ：わらわは斬鬼以外の相手など考えられぬ。 |
| ：私も！ |
| ：質問の答えにはなってないが・・・まー一人反応おもしろかったし、いいか。活飛、次のハガキは？ ・・・終わり？ んじゃー・・・オイ、百合、お前何やってんだ出番だぞ。――ホラよ活飛。 |
| ：お前スゲェな！！ 見直した！！ |
| ：ウチの前隊長が女で、あんな感じだったからなぁー・・・ |
| ：あ、ところで、百合に質問あるんだけどいい？ |
| ：え、私？ |
| ：百合と活飛って・・・どうなの？ |
| ：ないわー。 |
| ：即答！？ |
| ：しかも否定というより拒否！！ |
| ：それはそれでショック！！ |
| ：え、じゃあゲストの皆さんは活飛って恋愛対象としてはどう？ |
| |
| ：・・・・・・・・・・・・ |
| ：ヒデェ！！！ |
| ：・・・以上で第二二回歴代武者インタビュー終了しまーす。 |
| ：何この俺だけ悲しい終わり方！！！ |
