2004/08/29


歴代武者インタビュー14



百合 :第十四回歴代武者インタビュー! 司会は百合と活飛―――って、あれ?
 活飛は? 控え室にはいたはずなんだけど・・・
漣月・笑ふははははっ! 魔界武者漣月参上ぉぉお!!
百合・驚うわっ! 出たよ魔界の下等兵!!
漣月・怒下等兵言うな!! 俺は部隊長だぞ!!
百合・汗 :何で活飛じゃなくてアンタが来ンのよ!?
漣月・笑 :ふっ、活飛なら先程俺が倒し、今は死愚裏不隠が監禁しているのさ!!
百合・驚 :うそー!? あの活飛がアンタなんかにぃ!?
漣月・笑 :地上の一般兵ごときが魔界武者であるこの俺に勝てるものか!!
百合 :・・・おおかた、紅零斗丸に関係ある事で動揺させたんでしょ?
漣月・驚ぎくっ
百合 :・・・ま、いいわ。仕方ないからこのままやりましょ。
漣月 :今日のゲストは主人公たちの敵から味方になった連中だったな。
百合・汗何で知ってるわけ? カンペ(カンニングペーパー)はここにあるのに・・・
 えーと、鉄斗羅さん、砕牙さん、烈號さん、どうぞ!
鉄斗羅 :初めまして。
砕牙・笑 :よろしく。
烈號 :・・・この冒頭で言うゲストのセリフ、バリエーションないよな。
漣月・笑 :あー確かにー。
鉄斗羅 :じゃあお主、ゲストの代わりに毎回違うセリフを考えてみたらどうだ?
漣月・・・・・・・・・・・・ゴメン。
砕牙 :ところで烈號殿、カラーリングの資料あったっけ?
烈號 :ん? ・・・テキトーに染められた
百合・葉書 :(企画者の性格がよく出てるわねー。)
 一枚目のハガキいくわよー。ペンネーム・元叛多亜さん!
烈號・驚 :(も、元叛多亜って、まさか兄者ッ・・・)
百合・葉書「主人公たちの敵だった時の気持ちは?」
鉄斗羅・汗 :うむ・・・当時の気持ちといわれても・・・
 新生闇軍団にいた頃は非道な行為を何とも思わなかったからな・・・
砕牙・汗 :俺は師匠の子を人質にとられ百鬼夜行衆に手を貸していたが・・・
 自らの心を殺し悪行を続けたものの、罪悪感から解放されることはなかった・・・
百合・汗 :(人質取られるのって一番大変ねー・・・)
烈號強き相手と戦い首を狩り、その戦いの緊張に名誉と命をかける!!
 それが真の叛多亜だ。
漣月・汗 :一人だけノリ違わねーか?
烈號 :魔界武者のお前が言うな。
漣月 :魔界武者だからって差別か?
烈號・怒関係ねェ
百合・汗 :まーまーケンカしないで。
漣月・怒 :ケンカぁ? そんなんしてられっかよ。こんなヤツとは付き合ってらんねェぜ!
百合 :じゃアンタ司会降りる
漣月・葉書 :次のハガキはペンネーム・鬼師範、兼将軍さんからー。
鉄斗羅・汗 :ごまかす気か・・・?
漣月・葉書「主人公たちの味方になってからの自分をどう思う?」
砕牙・汗 :ごまかしたよ・・・
漣月 :いーから答えろ。
鉄斗羅 :あーはいはい・・・。自分をどう思う、と言うか・・・
 今までの自分が急に愚かに思えたな。頑駄無軍団に入ってよかったよ。
砕牙 :俺は、そうだな・・・これが本当の「俺」!!
 もう罪なき人々を斬らなくて済むし、今まで俺をこき使ってきた奴らに復讐も・・・クックック・・・
百合・驚
漣月・驚
鉄斗羅・驚烈號・驚
え?
砕牙・笑 :後半冗談な。
百合・汗 :本音でも嫌よ・・・
漣月 :で、残ったお前は?
烈號 :俺か? ・・・味方になってからって・・・すぐに死んだから分からん。
漣月 :テキトーにごまかすな。
烈號お前が言うな。・・・まぁ強いて言えば、
 破異武立闘になってまで生き残ろうとする今の叛多亜連中よりマシだったんじゃないのか?
百合・葉書 :なるほどねー。・・・じゃ、次いくわよ。ペンネーム・時隠の将軍さんから。
  「現在敵となった元・味方軍を今どう思う?」
鉄斗羅 :新生闇軍団を?
砕牙 :百鬼夜行衆?
烈號 :破異武立闘尽くしになった叛多亜軍団か?
百合 :そうね。
鉄斗羅無益。
砕牙世に不要。
烈號笑止。
百合・汗 :(た、たった一言で済まされた・・・)
漣月 :えー? いいじゃねーか闇の軍だ
鉄斗羅・怒
砕牙・怒
烈號・怒
(集中攻撃)
漣月・驚ぐふっ!
鉄斗羅 :フン、他愛のない。
砕牙 :本当にコイツ魔界武者?
烈號 :所詮は劣等兵と言うことだろう。
漣月・怒部隊長!!
百合・葉書 :はいはい、そんな事どうでもいいから最後の一枚いくわよ。
漣月・葉書 :待て! 次は俺の番だ! ペンネーム・四魔将紅一点
  「現在味方となった頑駄無軍団を、以前はどう思っていた?」
鉄斗羅くだらない軍団
砕牙・驚 :鉄斗羅殿ヒドイ! あんなにいい、しかも現在自分も所属する軍団に対して!!
 俺なんて百鬼夜行衆の時から頑駄無軍団こそ正しいと思っていたのに・・・
鉄斗羅・怒昔の話だろーが。今はそんな事思っていない。
砕牙・汗 :いやそれでも即答って・・・
漣月・笑 :安心しろ鉄斗羅、俺もそう思ってる
鉄斗羅・怒だから今思ってないっつーの。
百合 :――で、烈號は?
烈號 :甘いことばかりぬかす軍団、今もそう思っていることは変わらん――が、それもまぁ悪くはないな。
百合 :へー。
烈號・汗 :(・・・ん? よく考えたらここの司会者って最初と最後以外はゲストを呼び捨てにしてる気が・・・
  一般兵のクセに礼儀を知らんと言うか、肝が据わっていると言うか・・・)
活飛 :どーかしました?
烈號・汗 :いや、別に何も――・・・って、え?
鉄斗羅・汗 :・・・誰?
活飛・汗 :あ、俺一応司会の活飛兵士郎です。足止めくらって今来たトコなんスけど。
漣月・驚何ッ!? 活飛キサマいつの間に! 死愚裏不隠はどうした!?
活飛 :あー、あの鳥なら腹が減ったって言って帰ったけど。
漣月・怒 :(あ・・・あのトリガラ魔獣ッ!!!
砕牙 :一体どういう足止めくらったんだ?
活飛 :いやー実は俺の大事にしていた紅零斗丸様の肖像画を盗られてさー。
百合 :? 漣月はアンタを倒した、って言ってたけど・・・
漣月・驚あーあーあーっ!!
活飛 :いや、肖像画持った死愚裏不隠が飛び回って逃げるモンだから、俺がそれの地上から追っただけ。
鉄斗羅 :何だ、漣月は最初に肖像画を奪っただけなのか。
活飛 :いやいや、肖像画盗ったのも死愚裏――
漣月 :ん゛ーん゛ー、ゴホンゴホン。
砕牙・汗 :・・・結局何もしてないのか。
漣月・汗いやいやいや! 何を隠そうこの作戦を考え出したのこそ
死愚裏不隠・鳥 :俺。
烈號・汗うを!? ・・・何だ、鳥か。
死愚裏不隠・鳥魔獣死愚裏不隠だ。
烈號 :・・・まァ何にせよ、漣月はただの役立たずか。
漣月・怒うるせ―――――!!!
百合 :今日はゲストに鉄斗羅さん、砕牙さん、烈號さんを。
 そして司会はあたし、百合と役立たず漣月でお送り
漣月・怒誰が役立たずだ―――――!!!
活飛・笑
死愚裏不隠・鳥
:次回をお楽しみに! 
鉄斗羅・驚 :(あ、後から出てきたクセにいいトコ取り・・・!!)


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